微生物が繁殖して物が腐らないようにすることだが、建築では木材が腐らないようにすることを意味することが多い。
湿気の高いところで木材は腐食するので、防腐は何よりも湿気を絶つことである。土台などに使う木材は、地面に近いので湿気を帯びやすいが、床下の通風をはかるなどして乾燥を保つようにする。
壁内結露に襲われると簡単に腐食する。そのため、通気層をもうけて乾燥を保つようにする。乾燥さえさせておけば、木材が腐ることは稀である。
防腐剤は弱くても毒性があるので、乾燥を保つようにすれば、防腐剤を使う必要はない。
参考:防蟻剤
広告
広告