建築用語集       

匠 総合事務所提供

標準貫入試験(ひょうじゅんかんにゅうしけん)
貫入試験(かんにゅうしけん)


 地盤の工学的性質(N値)及び土の試料を求めるために行われる試験。

 標準貫入試験は鉄筋コンクリート造など、重い建築物を建てるときには必ず行われ、ボーリングともいう。標準を省いて貫入試験ともいう。

 ボーリング機械を水平に設置し、地下水位が確認できた段階で、地上部にあるロッド先端に高圧ホースを取り付け、泥水ポンプから循環泥水を送り込みむ。泥水は、ロッド内を通りコアチューブ先端から噴出して、掘りくず(スライム)とともに孔口 に運ばれる。

 標準貫入試験では、標準貫入試験用サンプラー(スプリットスプーンサンプラー)によって貫入試験(N値の測定)とともに、土の乱した試料を採取することができるため、土層の判定を行うことができる。

参考=スウェーデン式サウンディング試験

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