コンクリートは常温で所定の性能がでるように設計されている。そのため、寒い時期や寒い場所でコンクリートを打設するには、温度補正(強度補正)をする必要がある。
特に、日平均気温が4℃以下になることが予想されるときは、打設後にコンクリートが凍らないように、耐寒養生をしなければならない。こうした寒い時期に打設するコンクリートを、寒中コンクリートと呼んでいる。
寒中コンクリートを打設するときには、温度への注意を喚起し、ビニールシートをかけたりジェットヒーターを焚いたりして、施工上の配慮をしなければならないとしている。
反対語=暑中コンクリート
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