屋上となる階のことで、階の床面を1階の床は1階床と表すと、屋上の床は屋上床と表すことになる。
通常、屋上は階として数えないが、建築上は屋上に上ることができ、物理的に存在する。構造上は屋上も階として数えないと設計できないことになってしまう。
構造設計では屋上の床にも、梁などが必要になる。そのため、屋上を階として表す必要上、生まれた構造設計上の言葉である。屋根のRoof からとってR階とよぶ。陸(屋根)の場合には、屋上の床となる。
意匠上、また法規上は屋上を階には参入しないので、下の図は2階建てである。意匠設計ではあまり使わないが、エレベーターを屋上の塔屋まで停止させると、Rと表示することになる。
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