住宅建築の現場で使える用語集にするため、少しずつ手を入れています。お気づきのことがありましたら、是非ご指摘ください。
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被り厚(かぶりあつ) |
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基礎や躯体などの鉄筋コンクリートにおいて、鉄筋がコンクリート表面からどれだけ離れているかを示す数字。たんに被りともいう。
コンクリートはアルカリ性であるが、空気中の二酸化炭素と触れて徐々に中性化していく。その速度は、10年で10ミリといわれている。
コンクリートの中性化により、鉄筋が錆びるのを防いでいた効果が低下するのを見越して、建築基準法施行令は鉄筋の表面から、コンクリートの表面までの数字を下記のように定めている。
被り厚が少ないと、打設時にコンクリートが型枠の隅々まで廻らないことがある。 |
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耐力壁以外 |
耐力壁 |
壁・床 |
20ミリ |
30ミリ |
柱・梁 |
− |
30ミリ |
土に接する壁・柱・床 40ミリ |
基礎 60ミリ |
令79条 |
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着色部分の70ミリが被り厚 |
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エクスナレッジ「建築知識」から |
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